車を廃車にするときには時期がとても大切です。廃車時期によっては損をしてしまうこともあります。この記事では廃車のタイミングについてお伝えします。
廃車にするタイミング
廃車を検討するお客様の事情はさまざまです。
廃車にするタイミングとしては、
- 不具合が頻繁になり、走行が困難になってきたとき
- 走行距離が10万キロを超えたとき
- 10年経過したとき
- 交通事故を起こしてしまったとき
- 高齢になり免許を返納したとき などが挙げられます。
などが挙げられます。
修理やメンテナンス費用を考慮して廃車を決断する場合が多いです。また、近年では高齢になり免許を手放したので車を廃車にされる方も増えています。
廃車にするのにベストな時期
廃車を検討するには車の状態だけでなく、税金や保険料の還付についても考慮する必要があります。
まずは自動車税について解説します。
自動車税は車を所有していると納付義務を負う税金です。4月1日時点で車を所有している人が1年分の自動車税を納めます。そして毎年5月ごろに納税通知がきます。
3月中に廃車手続きをすれば、翌年度は自動車税を納める必要はありません。自動車税のことだけを考えれば、3月に廃車の手続きを行うのが良いでしょう。
そして、自動車税以外にも自賠責保険と重量税についても考慮する必要があります。自賠責保険と重量税は車検の時に2年分先払いしています。つまり、車検の直前に廃車にすれば支払わなくても済むため、1月や2月に車検が来る場合には、そのタイミングで廃車にすると良いでしょう。しかし、車検の時期が4月1日と離れている場合には判断が難しいです。
このように3月は廃車買取サービスは各社かなり混み合います。3月下旬に申し込んで、手続きが4月になってしまう可能性もあるので、時間にはゆとりを持って申し込むと良いでしょう。
また、年度の途中に廃車手続きをしても、月割りで年度末までの分が還付されます。余分に支払って、損をするわけではありませんのでお手元にゆとりがある場合は、時期を気にせず廃車処理してしまって構わないでしょう。
さいごに
ここでは廃車のタイミングについてお伝えしました。
車の状態や税金・保険を考慮して廃車のタイミングを決めましょう!